◆診療報酬業務を効率化

診療報酬業務を効率化

電子カルテに入力した内容でレセコンにもその情報が自動的に伝わり、請求関係の処理が進むことが出来ます。
すなわち事務処理の効率化が期待出来るわけです。
また毎月10日が締め日になっている診療報酬業務でも、入力した内容で診療報酬の計算を行い、患者負担部分と保険請求とに分けて出来るのが普通であるため、国保や社保といった審査支払機関への請求事務も楽に進むことが期待出来るわけです。
レセコンではこのように事務の効率化を図るために利用をすることと、さらに連携先となる医療機関たとえば大学病と医院も繋がっていて、患者の情報が速やかに伝達出来たりあるいはその情報を元に紹介場の作成を行える機能があったりもします。
個人情報の管理から乱用はいけませんが、それでも必要な情報を確実に伝えられることによって、不要な検査をしないで済むなどのメリットも生まれています。
診療報酬業務では、効率化と紙での出力を省くことにも繋がると言えます。

レセコンと電子カルテを連携させることで生まれるメリット

レセコンと電子カルテを連携させることで生まれるメリット 電子カルテとは、紙のカルテで管理していた情報を電子化するシステムのことです。
診療に必要なデータをまとめて管理し、保存した情報をもとに紹介状や診断書を作成することもできます。
一方レセコンは、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成するソフトウェアです。
複雑な計算と明細書の作成をコンピューターが行い、必要事項の記入もれなども自動で点検するので、医療事務の業務負担やミスを大幅に軽減することが可能です。
そして、電子カルテとレセコンを連携することで、様々なメリットが生まれます。
まず入力された医療情報がレセプトに反映されるので、レセプト作成のためにもう一度入力する必要がなく、医療事務の効率をさらに上げることができます。
また、二つのシステムを連携させていれば、情報を修正する手間が省けるだけでなく、人為的ミスの予防にもなります。
さらに、メンテナンスや新薬の登録、診療報酬改定による設定変更などが一回で済む点も、大きなメリットであるといえます。